Cylinder Repair
油圧シリンダー修理について
油圧シリンダーは油圧機器の筋肉
様々な機器に使用されている油圧シリンダーは、人の手では賄えない力を必要とする作業を簡単に行ってくれます。
建設現場での掘削や積み込み、工場では圧縮やコンベアーの稼働、船舶では、舵や網の巻き上げリール、ゴルフ場では芝刈リ機やトラクター用各種アタッチメントなどです。油圧ポンプで発生させた油圧は、配管·油圧ホースを通じて作動油を介し油圧シリンダーヘ送られます。シリンダーではその力を直線運動に変換して作業力を与えます。
シリンダーの修理が必要になる場合とは?
- シリンダーのロッド部分が作動油で濡れている
パッキンの劣化やロッドが曲がっているため外に作動油が出てきてしまっている - シリンダーのロッドに傷や曲がりがある
何かに接触したり、異常な力が掛ったため、今後作動油が漏れ出す可能性が高い - 操作していないのにシリンダーが落ちてくる
パッキンの劣化で内部で作動油が室移動している、または油圧回路の他部位でリーク、異物混入など - 作動油が白濁している
シールの劣化・損傷でシリンダーから水分が混入した、または他の原因で油圧回路に水分が混入した
油圧シリンダー修理 施工実績
「コマツ」タイヤショベルの油圧シリンダー
(造園会社様からのご依頼)
資材置き場でご使用中のタイヤショベルの油漏れ出張修理のご依頼で伺ったところ、リフトシリンダー本体からの油漏れだったため、シリンダーの脱着も含めてご依頼いただきました。工場に持ち帰り分解点検を行いシール、パッキン、0リングとブッシュ交換を行って再取り付けに伺いました。
(1日目午後取り外し、3日目午前取り付け完了)
「ヰセキ」トラクターアタッチメントロータリーの油圧シリンダー
(芝管理会社様からのご依頼)
耕深調整用油圧シリンダーのオーバーホールを承リました。現場でご使用中のため出張での脱着も含めてご依頼いただきました。工場に持ち帰り分解点検を行い、シール、パッキン、0リング、ブッシュの交換を行って再取り付けに伺いました。
(1日目午後取り外し、2日目午前取り付け完了)
基礎工事用油圧式アースオーガーの油圧シリンダー
(土木工事会社様からのご依頼)
油圧式アースオーガーに使用されている油圧シリンダーのオーバーホールを承リました。
数本お預かりの上、シール類の交換で済むユニットは部品交換で、ロッド修正が必要なユニットはロッド修正と再メッキ後に組立て、損傷個所が多く海外仕様のユニットは修理費用三新作費用だったためにシリンダーを新作して納品させていただきました。これで、この機械に使用されているシリンダーは全て国内仕様になったため、以降のオーバーホールが短期間、低費用で行えるようになりました。
オーバーホール基本修理工賃
22,000円(税込)〜
ロッド径 40mm 前後のオーバーホール基本修理工賃が 22,000 円(税込)になリます
- 3tクラスのユンボに使用されているシリンダーが目安になります
- ロッド径、シリンダー長により基本修理工賃が異なる場合が有ります
- パッキン、シール、Oリング等の交換部品代は別途申し受けます
オーバーホール基本修理工賃には以下の内容が含まれます
- 分解点検料
- パッキン、シール、Oリング等の交換工賃
- 上記部品の廃処理代
オーバーホール基本修理工賃に含まれない料金
- パッキン、シール、Oリング等の交換部品代
シリンダーはお客様で取り外してお持ち込みください。
機械をお持ち込みや出張でのシリンダー脱着作業をご希望の場合は、別途脱着工賃を申し受けます。
分解点検後、パッキン、シール、0リング交換を行っても機能を回復できない状態を確認した場合(*)、以降の修理について、ご案内・お見積リさせていただきます。
分解点検以降の作業が中止となった場合は、分解点検料として 11,000 円(税込)を申し受けます。この場合、分解したシリンダーは簡易な復元で返却する場合が有リます。
(*)パッキン、シール、0リング交換を行っても機能を回復できない状態は
- ロッドに問題(傷、曲がり、錆などがある)
…ロッド修正、再メッキ・ロッド新作などが必要 - チューブの問題(傷、錆、ピストンに問題、ヘッド周りの問題)
…チューブ補修、ホーニング、各部の新作などが必要 - その他、補修を行わないと機能を回復できない損傷
…シリンダー新作も検討が必要
油圧シリンダー修理についてのお問い合わせ
下記よりお気軽にお問い合わせください。
弊社では日々、出張作業を承っておりますので、お電話でのお問い合わせはすぐに対応できない場合が多々あります。
大変恐縮ですが、まずはこちらのフォームよりお問い合わせをお願いいたします。
改めて弊社担当者より連絡させていただきます。
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